「プログラミングスクール入ろうと思っているけど、何かやるべきことってある?」
「スクールに入る前になにか準備したほう良い?」
プログラミングスクールに入っていざ勉強しよう!とする前にやるべきことがあります。これをする・しないでは、スクールに入ってからの質が違うので抑えておきましょう!
この記事では、プログラミングスクールに入る前にあらかじめやっておくべきことについてまとめているので、参考にしてください。
プログラミングスクール入る前にやるべきこと
プログラミングスクールに入る前に何をやるべきか?それは次の4つです。
- 目標を決める
- パソコン操作に慣れる
- 基礎学習
- 貯金(離職して勉強する場合は)
以下で一つずつ紹介します。
目標を決める
まずは、目標を決めることです。
あなたがプログラミングスクールを利用するからには、プログラミングスキルを取得したいと思っているはずです。ではなぜ、プログラミングスキルを取得したいのでしょう?
プログラミングスキルを取得して最終的にどうしたいのか。まずは、これを考えましょう。
最終的な目標がないと、
- 何のプログラミング言語を学べばよいか
- それ以外に何を学べばよいか
- 自分とマッチしたプログラミングスクールがどこか
これらのことが判断できません。
目標というのは、例えば「エンジニアとして転職したい」や「自分で何かしらのサービスをつくってみたい」といったようなことです。そして、そこからどのプログラミング言語を学び、どのプログラミングスクールに通えばよいのか考えます。
スマートフォンアプリを開発したければ、その分野において広く利用されているプログラミング言語が学べるプログラミングスクールを選ぶ、といった感じです。
パソコン操作に慣れる
当然の話ですが、プログラミングをするにはパソコンが必要です。今までパソコンに触れる機会がなかった人は、これを機にパソコンの操作に慣れておく必要があるでしょう。
パソコンの操作とは、例えば
- クリックやダブルクリック、ドラッグ・アンド・ドロップといったマウスの操作
- ブラインドタッチという、キーボードを直視せずに画面を見ながら文字を打つ操作
などです。
特にブラインドタッチは今のうちに慣れておけば、より高速に文字を打つことができ、作業の高速化につながります。
また、「キーボードショートカット」というマウスを使わずに画面の操作などができるコマンドのようなものも覚えておく便利です。
たとえば、テキストファイルを保存するときには、「ファイル」から「上書き保存」とマウス操作するところを、
キーボードの「Ctrl」キーと「S」キーの同時押し(Macであれば「command」キーと「S」キーの同時押し)する、といったものです。
ショートカットも覚えて、なおかつ使い慣れておけば、作業効率も上がって勉強が捗ります。
基礎学習
プログラミングスクールに入ってから勉強するのも良いですが、基礎学習は自分自身でもできるはずです。
理解できそうなところだけでも良いので、スクールに入る前に予習しておきましょう。一応プログラミングスクールに入ってからでも、1から学習することにはなりますが、予習しておけばよりスムーズに学習は進みます。
また、基礎学習においてわからない点があればメモするなどするのもおすすめ。
わからないところは、プログラミングスクールに入ってから講師に質問すれば、やはりスムーズに学習が進みます。
プログラミングスクールに入ってから大量に疑問点が出て逼迫しないためにも、事前の予習はしておいて損はないでしょう。
基礎学習でプログラミングの向き不向きのチェックもできる
この基礎学習は予習だけでなく、あなたがプログラミングの適性があるかもチェックすることもできます。
プログラミングに向いている人もいれば、向いていない人もいます。プログラミングスクールに入ったあとで、「自分にはプログラミング向いていないなあ‥」と思ったところで、受講料金を払ってしまっては、元も子もありません。
また、「分からない点が多いから、自分はプログラミングに向いていないのかな」と考えてしまう人がときどきいますが、むしろ分からない点が多いのは当然のことです。
プログラミングの勉強をするうえで、何の疑問もなく課題をクリアすることはまずありません。何かしらエラーを引き起こして満足の行く結果を得られず、幾多の試行錯誤をしてやっと結果が出るのが、プログラミングの正解では日常と言っても良いくらいです。
確かに、分からない点が多く出てくると気負いしてしまいがちですが、そこはプログラミングスクールに所属する現役のエンジニアが丁寧に指導してくれます。
ベテランであるゆえ、初心者がどのような点でつまずくのか、それに対してどのようにわかりやすく教えられるかを心得ているからです。
ですので、分からない点が出てくることは当然のことと捉え、いっぱい疑問点を出して質問する準備をしておくと良いでしょう。
貯金(離職して勉強する場合)
もし、離職してからプログラミングスクールに通おうと考えている人は、貯金についても考えておく必要があります。
プログラミングの勉強に際し必要なお金について挙げてみると、
- プログラミングスクールの受講費用
- 教室に通うならば交通費
- 転職活動をするのであればそのための費用
など考えられます。転職活動もすぐに終わるとは限りません。何ヶ月もかかる場合も考えられます。また、普通の生活をするためのお金も当然必要になります。
お金の余裕は心の余裕といえるように、ある程度お金に余裕を持っておけば、プログラミングに集中できます。
また、転職活動も余裕を持って取り組んでおけば、あなたがどの企業にあっているのかを考えられるようになり、理想とかけ離れた結果にならずに済みます。
以上から、受講費用とプラスで、通学期間中&卒業後の最低半年間生活するだけの貯金を蓄えておくのがおすすめです。
プログラミング基礎学習で利用したい学習サービス
さきほど、プログラミングスクールに入る前にやるべきこととして、基礎学習することを挙げました。
ここでは、基礎学習に最適なプログラミングの学習サービスについて2つ紹介します。いずれも、今すぐパソコンで学習可能です。
Progate
1つ目はProgateです。Progateはプログラミング学習サイトの1つで、ユーザー数は100万を超える、有名なサイトです。
イラストを多く用いた解説が特徴的であり、まさにプログラミングの基礎を知るにふさわしいサイトとなっています。また、ブラウザ上で実際にプログラミングができ、面倒な環境構築も必要ないことからも、プログラミングスクールに入る前の基礎学習にはぴったりです。
Progateには有料のプランも存在しますが、基礎学習するだけでしたら、無料でも十分です。
まったくの初心者の人なら、まずはProgateの中でも「初級編」と謳われている解説記事を読んでみるところから始めましょう。いずれもプログラミング言語も習い始めの部分は特に難しい概念の説明などはなく、早速詰まるようなポイントもないです。
しかし、わからない点があれば、メモするなどしてプログラミングスクールに入ったあとに質問できるように備えておきましょう。
ドットインストール
2つ目はドットインストールです。ドットインストールもプログラミングの学習サイトです。
ドットインストールは動画による解説が主で、約3分の動画で要点などを説明しています。
ドットインストールも有料のプランが存在しますが、もちろん無料で閲覧できるものも存在しており、基礎学習であればそれだけで事足ります。
ただし、ドットインストールはプログラミングできる環境は備えていないので、あらかじめ自身で環境構築しておく必要があります。
環境構築は、プログラミング初心者がまずつまずきやすいポイントであるため、ドットインストールはある程度環境構築の知識がある人が利用すると良いでしょう。
プログラミング初心者のための技術書の選び方
プログラミングについて勉強する際は、技術書を用いて勉強するのも良いでしょう。
しかし、本屋に行けばたくさんの技術書が置かれており、一体どれを選べば良いのか悩んでしまうことでしょう。
プログラミング言語の教本を買うのであれば、まずは数ページ流し見してみて、イラストが載っていたり、文章だけの解説になっていない本を選ぶと良いです。
文章よりもイラスト付きの解説のほうが直感的にわかりやすいからです。
[char no=”4″ char=”エンジニアC太郎”]とは言っても、プログラミングは知識より実践が大事なので、技術書ではなくProgateのようなプログラミング学習サイトから始めるのがおすすめです。[/char]