「俺、文系出身だけどプログラミングできるのかな?」
「文系出身者だとプログラミングは難しい??」
自分が文系出身だと、プログラミングできるのか・難しいのかって気になりますよね。”プログラミングは理系がやるもの”というイメージもあるかもしれません。
ただ、実際のところは文系出身者でも問題なくプログラミングは覚えられます。
そこでこの記事では、なぜ文系出身者でもプログラミングができるのか?についてお伝えしていきます。参考にしてみてください。
プログラミングは文系でもできる6つの理由
まずは、文系であってもプログラミングができる理由を6つ解説します。
そもそも文系出身のエンジニアは多い
まず最初に知っておきたいのは、文系出身のエンジニアは多いということ。
というのも、エンジニアになるのに必要な資格が存在しないからです。基本情報技術者や応用情報技術者といった国家資格は存在するものの、それが無ければエンジニアになれないということはなく、無資格でもエンジニアになれます。
会社の求人を見ても、プログラミング未経験の人を歓迎するところが多くあります。文系出身の人は、そのような求人からエンジニアとして就職することになります。未経験であっても、新人研修においてプログラミングについて学習するところがほとんどなので、全くエンジニアになれないことはありません。
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理数系の知識はあまり必要ない
プログラミングは理数系の知識を多分に含んでいるかに思わっている人もいますが、実はそれほど含まれていません。
複雑な情報システムを作成するからには、それなりに知識が入りそうに見えますが、中身を見れば、そのほとんどは簡単な四則演算による計算処理や値の代入といった基本的な操作です。これであれば、理数系に疎い文系出身者でも、少し努力すれば理解ができます。
また、プログラミングはその世界でしか学べないような知識(データ構造、アルゴリズム、オブジェクト指向など)が多く存在します。とはいえ、その知識は文系や理系の差はあまり問題になりません。
英語を読む力が必要だから
プログラミングの世界では、英語を読む力が必要になります。
ITを支える様々な技術は、そのほとんどが海外発祥のものです。そのため、資料も英語で記載されているところが多く、その資料を理解するために英語が読めるようにならなければならないのです。
やはり、この英語力も文系・理系の差はあまり問題ではないので、文系だからできないということはありません。
また、最近ではGoogle翻訳の翻訳精度も劇的に向上しており、英語力を備えなくとも英語を理解することは可能です。
論理的思考能力が重要だから
論理的思考能力とは、物事を順序だてて考える能力を指します。ロジカルシンキングとも言われますね。
プログラミングの世界では、プログラムで解決したい問題に対して、その問題を解くための手順(アルゴリズム)を考えて、それをコードに変換する作業をします。このアルゴリズムを考える部分で論理的思考能力が発揮するのです。
論理的思考能力は、そのやり方さえつかめれば文系でも十分に使いこなせるものとなっています。
コミュニケーションスキルが重要
プログラミングは画面に向かって一人黙々と作業するというイメージが強いですが、実はそれよりも他人とコミュニケーションをとることが多いします。
というのも、実際の現場では複数の人間が一つのシステム・プロダクトを開発するのがほとんどだからです。開発時は複数の人たちと密にコミュニケーションしながら開発しないと、認識齟齬が生じ思うように開発が進まなくなります。
このコミュニケーションスキルにおいても文系、理系の違いは問題ではなく、コツさえつかめば文系でも十分に使いこなせます。
プログラミング初心者向けのスクールや学習サイトが多い
文系出身者でもプログラミングができる理由、最後は初心者向けのプログラミングスクールや学習サイトが多いということです。
最近ではプログラミング初心者に向けたサービスの展開が著しく、プログラミングを学べるスクールや、Webサイトなどが存在します。
プログラミング初心者向けと謳っているだけあって、イラストを用いた直感的に理解できる解説を載せたり、たくさんのサンプルコードを載せたりして、分かりやすくなっています。
また、プログラミング言語自体も読みやすさや書きやすさを追求した結果、より簡潔で学習コストが抑えられたプログラミング言語が登場してきており、文系でも十分取得可能なものになっています。
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文系がプログラミングを学ぶメリット
ここからは文系がプログラミングを学ぶメリットについてです。メリットは次の3つ。
- プログラミングが今の仕事にも活かせる
- エンジニアとのコミュニケーションが円滑になる
- 発注する際に、エンジニアの立場が理解できる
以下で解説します。
プログラミングが今の仕事にも活かせる
プログラミングスキルが今の仕事に活かせるようになります。
意外に思われるかもしれません。プログラミングのスキルはプログラミング言語の知識以外にも、上記で挙げたような、「論理的思考能力」「コミュニケーションスキル」といったものも含んでいます。特に後者の2つについては、プログラミングの世界に限らず、他の職業でも活かすことが可能です。
営業職であれば、お客様との打ち合わせの際に、論理的思考能力でお客様が抱えている問題を理解し、それに対して明瞭な説明を行いながらコミュニケーションをとるという形で活かせます。
マーケティング職でも、分析する際には論理的思考能力でもって、分析結果を捉えて、企画を立案し人に説明する際にも、コミュニケーションスキルなどが求められることから、プログラミングスキルが活かせます。
エンジニア職以外の人でも、プログラミングを学んで損はありません!
エンジニアとのコミュニケーションが円滑になる
プログラミングスキルがあれば、エンジニアとのコミュニケーションが円滑になります。
職種が異なっていると、同じ問題に対しても職種ごとに異なって捉えることがあります。非エンジニア職が気にも留めないような問題をエンジニアが問題視していることがよくあるのです。
プログラミングスキルがあれば、エンジニアにも理解できる言葉でコミュニケーションをとることが可能になるので、お互いストレスレスで働けるようになります。
発注する際に、エンジニアの立場が理解できる
プログラミングスキルがあれば、発注する際にエンジニアの立場が理解できます。
ひとつ前の項目にも関連することですが、エンジニアとのコミュニケーションが円滑になるということは、エンジニアの立場にたって問題を理解することが可能と言い換えることができます。
事実、営業とエンジニアとの意思疎通がうまくいかず、エンジニアに極度の負担がかかるといった事例が、ITの現場では起こりがちです。
このような事態に陥らないためにも、発注する立場の人は、エンジニアがどのように問題をとらえて、立ち向かっていくのかについて理解する必要があるのです。
プログラミング学習を始める文系出身者が増えている理由
今では、理系以外にも文系出身のエンジニアが増えてきています。その理由は次の2つです。
- エンジニアの需要が高まっているから
- プログラミング教育が小学校で必修化されるから
以下で解説します。
エンジニアの需要が高まっているから
1つ目はエンジニアの需要増です。
現在の世界は情報化社会が急速に進んできています。
決済や製造、流通、さまざまな場面において情報システムが当たり前のように利用されてきており、今後もAIの研究・発展やIoTの普及など、さらなる情報化社会が待っています。
それに伴って、プログラミングができる人材が大きな需要を呼んでいます。どの企業もエンジニアの人手不足が著しく、未経験であってもプログラミングができる人材を欲しがっています。そのようなことから、理系文系問わず、プログラミングを学ぼうとしている人が増えているのです。
プログラミング教育が小学校で必修化されるから
また、小学校でプログラミング教育が必修化されているのも理由の一つとして挙げられます。
コンピュータの普及により、日常生活を送るうえでパソコンやスマートフォン、その他情報システムを必ず利用することになります。適切にそれらを活用するうえでも情報システムの中身を知ることが重要になってきます。
そのようなことから、小学校の教育においてもプログラミングが必修化され、子供のうちからプログラミングについての教育が行われるようになっています。
プログラミング教育必修化の背景から、プログラミング=当たり前にできる時代になることが容易に想像できるので、テクノロジーとは縁が薄かった文系出身者も、プログラミングを学ぶ意識が高まっているのです。
文系でもプログラミングに向いている人の特徴
ここからは、文系であってもプログラミングに向いている人の特徴について、4つ紹介します。
粘り強く続けられる人
粘り強く続けられる人は、プログラミングに向いています。
なぜならプログラミングはトライアンドエラーの連続だからです。
実際のプログラミングでは、最初から100%完璧なものが出来上がることはありません。何かしらエラーやバグに見回れ、それらを解消するための長く険しい作業が待っています。ひたすらトライアンドエラーを繰り返してやっとのことで完成するというイメージです。
また、日々新しい技術が生まれてきており、それらについて常にアンテナを張り、勉強し続けなければなりません。このようにプログラミングでは、粘り強く物事を続けられる人に向いているといえるのです。
論理的思考が得意な人
論理的思考が得意な人は、プログラミングに向いています。
なぜなら、プログラミングする際には、ある問題に対して解決するための手順、アルゴリズムを考える必要があるからです。
問題をなんとなく捉えるわけにはいきません。自分が成し遂げたいゴール(目標物)を完成させるには、コードを正しい順序で捉え、書いていく必要があるので、論理的指向が苦手な人だと苦痛に感じるはずです。
集中力がある人
集中力がある人は、プログラミングに向いています。
なぜなら、ディスプレイに向かって黙々と一人で作業するイメージの通り、プログラミングをする際には膨大な時間をパソコンとにらめっこで作業することになるからです。
問題に真剣に取り組むためにも、集中力は大事になってきます。
向上心がある人
向上心がある人は、プログラミングに向いています。
なぜなら、ITの世界では日々新しい技術が誕生してきていきますが、新しい技術が利用されるたびに、その仕様について理解する必要があるからです。
つまり、日々勉強をして新しい技術を取り込んでいかないと、エンジニアは務まらないのです。
逆に向上心がないと、技術レベルがいつまでも一定で、平均以下のエンジニアとなってしまいます。
文系におすすめのプログラミング言語は?
ここでは、プログラミング初心者の文系でも、習得しやすいプログラミング言語を紹介します。全部で4つあります。
- PHP
- Python
- Ruby
- JavaScript
PHP
1つ目におすすめするプログラミング言語は、PHPです。
PHPはWebアプリやWebサーバーの開発において、多く利用されているプログラミング言語で、構文が比較的シンプルで読みやすく、かつ書きやすいのが特徴です。フレームワークが多く存在しており、それらを利用することで、少ない作業量で効率的にWebサイトの作成が可能となります。
ブログを簡単に作成できるサービスとして有名なWordpressはPHPでできており、そのほかにもSNSの一つであるFacebookや百科事典のWikipedia、Slackなどが、PHPで作られたサービスとして知られています。
PHPはWeb系の求人の中でも比較的多く存在しておりますので、職に困ることはないでしょう。
前述したように、フレームワークを利用することで開発の効率化につながることから、Webサービスを開発していきたい人におすすめです。
Python
2つ目におすすめするプログラミング言語は、Pythonです。
Pythonはほかのプログラミング言語に比べてコード量が少なく仕上がるため、読みやすいです。読みやすければその分理解も早いため、プログラミング初心者でも比較的早い段階で習得可能です。
Pythonは、ライブラリの豊富さから、特にAIや機械学習の分野において利用されているプログラミング言語です。Googleが定める、Google三大言語の一つに数えられており、今後の開発の主流になりつつある言語として知られています。
そのほか、Web開発の場でも利用されており、動画共有サービスであるYouTubeやオンラインストレージサービスのDropboxなどが、Pythonでできたサービスとして挙げられています。
AI・機械学習の研究は今後も盛んになることから、求人も減ることはないでしょう。AIや機械学習で何か開発してみたいのであれば、Pythonを利用してみることをお勧めします。
Ruby
3つ目におすすめしたいプログラミング言語は、Rubyです。
Rubyは数あるプログラミング言語の中でも、日本が発祥のプログラミング言語として有名です。Web開発において利用されるプログラミング言語として知られています。
Rubyは、それ単体というよりも、そのフレームワークであるRuby on Railsを利用することがほとんどで、フレームワークを利用することで効率的にWebサービスを開発することができます。
Rubyも構文がシンプルなので、読みやすく、かつ書きやすいので初心者に向いているプログラミング言語といえます。また、求人も多くあるため初心者でもすぐに採用される期待があります。
代表的なサービスとして、料理レシピ共有サービスのクックパッド、クラウドソーシングサービスのクラウドワークス、クラウドファンディングサービスのKickstarterなどが挙げられます。
JavaScript
4つ目におすすめしたいプログラミング言語はJavaScriptです。
JavaScriptはもともとWebページに動的な処理を実装するためのプログラミング言語として登場しましたが、現在ではWebサーバー開発でも利用されることもあり、活躍の場を広げつつあります。構文のシンプルさもることながら、ライブラリも豊富であり、特にjQueryは現在でも多く利用されています。
また、JavaScriptは特別な環境構築も必要なく、ブラウザがあれば気軽に動作確認できることも、プログラミング初心者にとってとっつきやすいというメリットになります。
実際の求人では、JavaScriptのみの求人はそれほどなく、PHPやRubyといったWeb開発で利用されるプログラミング言語と併せて開発することがほとんどです。
言い換えれば、JavaScriptを学ぶのであれば、Web開発系のプログラミング言語と併せて学習したほうがよいということです。
上記4つの言語が学べるプログラミングスクール
上記4つのプログラミング言語が学べるプログラミングスクールとして、おすすめできるのがTechAcademy(テックアカデミー)です。
TechAcademyでは、
- PHP
- Python
- Ruby
- JavaScript
それぞれの言語で専門コースが用意されていたり、すべての言語を一気に学ぶこともできます(ウケ放題コース)。
もちろんプロのエンジニアにサポートされながら学ぶので、疑問点が出てきたらすぐにオンラインで質問できます。全国対応可。
自分はどの言語を選ぶといいんだろ?
ここまで読んで、あなたはこう思ったかもしれません。
そう思ったあなたは一度無料体験をしてみて、プログラミングを触りながらプロのエンジニアに色々と質問してみましょう!
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